カタチあるモノは

震災から2年経ちました。

あの日は仕事中に地震が起こりました。
といっても東京在住の僕は大した被害もなかったのですが、それでも電車は止まり、家に帰れば部屋が空き巣に入られたような乱れ方でした。

こんなブログやってるぐらいですから、雑貨好きで家には色々なモノが沢山あるのですが・・・。
修理したばかりの置時計やら、数量限定、絶版の置物やらバキバキに壊れてました。
結局金銭的には10万円位の損害でしょうか。

現地の人はもっと大変だから～的な言い回しは好きじゃないので、失礼に感じるかもしれませんがそんなわかりきった事を一々書きたくないのでその辺は省きます。

形あるものはいつか壊れる、とよく言います。
これは真理なのでしょうか。自分にはただの慰めにしか聞こえません。
そりゃあ絶対に壊れないモノはないでしょうが、その瞬間が大事にしている時である必要はない筈。

形あるものはいつか壊れる、から壊れても仕方ない、ではなく、
形あるものはいつか壊れる、から壊れないように最大限努力しよう、ものっそい大事にしよう、って事の方がしっくりくる、というかこの震災で学んだ事の一つでもあります。

金銭的価値、希少価値云々ではなくて、大事な人から貰ったものだったり、何か思い入れのあるものだったり、人によってすごく大事にしてるモノがあると思うんです。多分。

でもそれはいつか壊れます。天災かもしれない、自分の不注意かもしれない。
明日かもしれない、来年かもしれない、自分の死んだ後かもしれない。

それはいつ、どんな事でかはわからないので、今、それが身近にあれば大事にしてあげて下さい。
これは人間関係にも言える事ですよね。